INSPECTION
建物調査・診断の目的
PURPOSE01
修繕工事の優先度を判断し
予算に応じた
修繕プランを提案
大規模修繕工事は12~15年周期の「長期修繕計画」に基づいて行われるものですが、現地での劣化診断により、必要な修繕箇所や修繕方法、予算を策定することができます。
また、修繕工事の優先度を判断することができるため、予算に応じた修繕プランの作成ができます。
PURPOSE02
プロ目線で
不要な工事箇所を省き
工事費用を抑える
どれくらいの時期に修繕が必要なのかどうかの判断は、素人には非常に難しいものです。長らく建物を維持・管理してきたからこそ、私たちがプロの目でしっかりと見極めます。一度の工事で必要な箇所の補修が行えるようになるだけでなく、必要ない箇所を省くことで結果的に工事費用を抑えることにもつながります。
PURPOSE03
診断・調査で
判断できない
劣化状態は
居住者アンケートを
診断・調査で判断できないような劣化状態は、居住者アンケートにての調査も行います。実際にお住まいになられているうえで感じている不具合だけでなく、マンションをよりよくするためのご要望やご意見も、修繕計画を作成する上で非常に有益な情報源となります。
建物調査・診断の流れ
1
調査診断準備
管理組合さまのご要望、わかる範囲内での建物の状態をヒアリングします。そのうえで診断方法を検討し、具体的な調査の日程の調整をします。
2
建物調査診断の実施
実際に現地を訪れて、目視のほかに手が届く範囲にて触診や打診棒を使って打診による調査をしていきます。また、劣化の状況や依頼内容にによっては検査機器による精密な試験を行い、数値の確認をします。専有部への立ち入り調査をご希望される際は、お立合いにご協力ください。
建物診断・劣化診断の調査項目
目視調査/打診調査/コンクリート中性化試験/塗膜付着強度試験/タイル付着力試験/バルコニー立入調査/居住者アンケート
3
書類による
建物調査診断の実施
竣工図書・仕様書、長期修繕計画、修繕履歴などの書類の確認をします。前回の修繕内容を把握することで、使用材料の確認や劣化の傾向を分析するのにおおいに参考になります。
4
建物調査報告書の
作成・提出
調査結果をもとに、写真を用いた報告書を作成のうえお渡しします。理事会・総会にてのご説明が必要とされる際はご相談ください。
5
工事施工範囲・仕様の
ご提案
調査結果に基づいて、適切な施工方法・材料を選定し工事仕様書を作成します。管理組合さまの保有資金・予算に応じて修繕するべき優先順位を検討していきます。