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大規模修繕工事中のQ&A 「メッシュシートで部屋は暗くならないの?」

大規模修繕工事中のQ&A 「メッシュシートで部屋は暗くならないの?」

足場の養生シートは、建築工事において工具の落下や塗料の飛散などから住民や作業員を守るために不可欠なアイテムです。

 

特に、最近ではその中でも透過性の高い黒いメッシュシートが主流となっています。

 

これは安全性だけでなく、居住快適性や防犯対策を格段に向上させる優れた特性をもちあわせています。

 

黒いメッシュシートは、見えづらいという印象があるかもしれません。意外かもしれませんが、実際は白やグレーのメッシュシートよりも透過性が高いため、採光をとりいれやすく、室内がより明るく感じられるのが特長です。

これが居住者にとっては工事期間中でもストレスを感じにくく、安心して過ごすことができる理由の一つとなっています。

 

 

黒メッシュで快適な居住環境を守ります!

早速結論になりますが、部屋は思っているほど暗くはなりません。

 

筆者も以前、黒くおおわれたマンションをみては、中はさぞかし真っ暗で不快だろうなと思っていました。

 

確かに遠目でみると黒くて大きくてなんだか物々しい、そんな印象をうけても納得です。ただ近づいてみると足場の中の様子が見えてきます。何階のどこに人がいて作業がおこなわれているか、どこを人が歩いているか、しっかり目で見て確認できるほどです。

 

さらに足場の中やお部屋の中からの景色はより鮮明です。部屋の中が真っ暗になってしまうのではないのか、という心配はひとまず解消できたかと思います。

 

メッシュシートというだけあって、メッシュ素材なので風もちゃんと通ります。居住性の問題はクリアできましたね。

高い透過性により防犯対策もバッチリ

高い透過性により防犯対策もバッチリ

黒のメッシュシートがもたらす防犯メリットは大きいです。

 

従来は白のメッシュシートが主流でしたが、黒いシートは外からの視界を制限する一方で、室内から外を見る際にも優れた透明性を保ちます。これにより、日常生活を送る中で行われる工事ということもあり、住民のみなさまのプライバシーが守られつつ、部屋の中からの視界がクリアであり、圧迫感を感じにくいという快適性が実現されたことを前述のとおりお伝えしました。

 

さらに、外部からの視界確保は防犯対策にもなります。足場に不審者が侵入しにくくなり、住民のみなさまの安心なくらしを確保すると同時に、建築資材の盗難なども防ぐなど一石二鳥の効果が期待できます。

また、黒いシートは足場の上での作業員の視認性を向上させ、作業中の安全にも大きく寄与します。

安全で快適な工事のための対策

安全で快適な工事のための対策

弊社では、居住者の方々にできるだけストレスをかけないように、黒のメッシュシートを基本仕様としています。

 

これは安全面だけでなく、住環境の向上にも繋がるということが採用の理由です。

工事期間中でも外からの視線を気にせず、室内が明るい状態を保つことができ、住民のみなさまにとっては心地よい日常をこわすことなく工事をすすめることができます。

 

 

もちろん、悪天候時の対策も怠りません。メッシュ素材なのでもともと風を受けにくい素材ではありますが、強風や台風が予測される際には、シートを畳んだり、上部を絞ります。風のとおりをよくすることで足場の倒壊を防ぎ、万が一の事態に備えます。

 

 

総じて、黒いメッシュシートは安全性と快適性を兼ね備え、防犯対策としても優れています。

私たちは建築のプロフェッショナルとして、安全と快適性を同時に追求することで、より良い住環境を提供していくことが使命であると自負しております。

 

どうぞ安心して工事期間をお過ごしください。

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